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更新日:2025.11.12

宇宙航空システム工学専攻 大学院生2名がJAXAの実験装置で実験を行いました。(2回目)

 2025年11月4日から8日まで、下田研究室の大学院 工学研究科 宇宙航空システム工学専攻 修士課程2年の永田 楓馬さん修士課程1年の瀬戸山 義昭さんが、前回に引き続きJAXAの実験装置を使って実験を行いました。

土星の衛星タイタンに突入する探査機の模型(供試体)を用いて、惑星突入環境模擬装置で風洞実験を行いました。
タイタンの大気環境を模擬して高温の窒素を風洞で流し、供試体がタイタンの大気突入時に熱に耐えられるかどうか観察してデータを取得しました。
今後は、供試体の表面観察を行って、探査機の耐熱材の選定などに役立てたいと考えています。

永田さん瀬戸山さんにとって、供試体が熱せられて変化していく様子をリアルタイムで見るという貴重な経験ができました。

この実験の成果は、今後、学会等で発表する予定です。

惑星突入環境模擬装置の前の修士1年・瀬戸山さん(左)、修士2年・永田さん(右)

実験前の作業の様子。

データ計測の様子。