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更新日:2025.10.01

宇宙航空システム工学専攻 大学院生がJAXAの実験装置で実験を行いました。

 2025年9月21日から27日まで、下田研究室の大学院 工学研究科 宇宙航空システム工学専攻 修士課程1年の瀬戸山 義昭さんが、修士論文のテーマ「外惑星領域への到達及び観測を目指した超小型深宇宙探査機の構想」について、JAXAの実験装置を使って実験を行いました。

これは、土星の衛星タイタンへの探査機突入の際の挙動を調べるために、JAXA相模原キャンパスにある、はやぶさカプセルの耐熱材の開発にも使われた惑星突入環境模擬装置で風洞実験を行いました。

今回は窒素雰囲気下での気流の検定を主に行い、次回11月に土星探査機を模擬した供試体を使って実験を行う予定です。

瀬戸山さんは、「日本でも数少ない実験装置での実験は、貴重な経験となりました。次回、土星探査機を模擬した供試体の実験を楽しみにしています。」と、研究に対する意気込みを語ってくれました。

惑星突入環境模擬装置と瀬戸山さん

実験の準備をするJAXA職員と瀬戸山さん(左)

実験の様子をモニターで観察する瀬戸山さん(右)