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更新日:2024.11.12
第68回宇宙科学技術連合講演会にて若田宇宙飛行士と質疑応答
令和6年11月5日(火)から8日(金)までの4日間、第68回宇宙科学技術連合講演会が、兵庫県のアクリエひめじ(姫路市文化コンベンションセンター)にて開催されました。
下田研究室に所属している宇宙航空システム工学専攻修士1年生の永田 楓馬さんと宇宙航空システム専攻3年生の山田 健太郎さんがポスターセッションで研究発表をしました。
11月7日(木)学生ポスターセッション
【講演テーマ】観測方向に直線フォーメーションフライトを行うX線望遠鏡のミッション検討
【著者】永田 楓馬, 下田孝幸
【講演テーマ】崇城大学-新サークルの活動と宇宙往還機について
【著者】山田 健太郎, 下田 孝幸, 岡崎 和真
研究者、大学生、高校生が絶え間なくポスターの前に訪れて、質疑応答を活発に行っていました。
11月8日(金)には、宇宙飛行士・若田光一氏の特別講演がありました。
【講演テーマ】民間主導・地球低軌道有人宇宙活動の現状と展望
特別講演の質疑応答では、宇宙往還機(スペースプレーン)の研究をしている山田さんが、スペースシャトルとカプセル型宇宙船の乗り心地の違いについて、若田氏に質問しました。
若田氏からは、スペースシャトルの方が滑空するので乗り心地が良いという答えをいただきました。
これを聞いた山田さんは、スペースプレーンを作りたいという気持ちがさらに強くなりました。
この4日間、研究者や学生の研究発表や特別講演を多数聴講して研究の視野が広がり、刺激を多く受けて、研究に対するモチベーションが大いに上がりました。
若田宇宙飛行士(左)に質問する3年生・山田さん(右)
若田宇宙飛行士(左)の話のメモをとる山田さん(右)
修士1年・永田 楓馬さん(左)、3年生・山田 健太郎さん(右)
永田さんのポスター発表の様子
山田さんのポスター発表の様子