ニュース

更新日:2024.10.29

崇城大学テクノファンタジー特別企画 「紙飛行機コンテスト」開催

  小学生向けの科学イベントである崇城大学テクノファンタジーの特別企画として、「紙飛行機コンテスト」が開催されました。

このコンテストは、将来の九州域内航空関連企業を支える航空人材の育成・確保を目的として、例年、九州各県の航空宇宙関連の大学や企業によって開催されています。

今年度は崇城大学宇宙航空システム工学科が主催者となって、テクノファンタジーと同時開催されました。

日程:令和6年10月26日(土)
場所:崇城大学池田キャンパス体育会館
後援:日本航空宇宙学会西部支部
   九州航空宇宙開発推進協議会
参加者:小学生33名(事前申し込み制)
大会委員長:下田教授
大会審査委員長:河邉教授
学生指導員:宇宙航空システム工学科学生4名
      宇宙航空システム工学専攻修士課程1名

開会に先立って、日本航空宇宙学会理事、九航協会員である大会委員長の下田教授よりご挨拶がありました。

最初に、親子で協力しながらホワイトウイングスSKYCUBⅢという本格的な紙飛行機を製作し、接着剤を乾かす間に、河邉教授から飛行の原理や良く飛ぶ紙飛行機の調整法について、実験を交えながらわかりやすく講義がありました。

その後、自由飛行の時間に、小学生が何度も紙飛行機を飛ばしながら、どのように調整したらさらによく飛ぶのか、教員や大学生に熱心に質問をしていました。

旅客機のように翼の先端を上向きに曲げたりするなど、自分なりの工夫をする小学生もいました。

紙飛行機コンテストでは飛行距離を競い、優勝を目指して真剣な眼差しで紙飛行機を飛ばしていました。

最後に、優勝、準優勝、3位および敢闘賞、特別賞の小学生が下田教授から表彰され、河邉教授からの講評のあと、集合写真を撮影しました。

親子で一緒になって元気いっぱいに紙飛行機を飛ばし、楽しく航空力学を学んでいただきました。

将来、参加者の中から、航空宇宙関連の大学や仕事に興味を持ってくれる人が現れることを期待しています。

親子で紙飛行機製作の様子

河邉教授による紙飛行機教室の様子

学生指導員による指導の様子

コンテストで一列に並んで紙飛行機を飛ばす様子

コンテスト参加者の集合写真