ニュース

更新日:2022.05.02

【航空整備学専攻 着陸装置関連実習の様子】

皆さんこんにちは。航空整備学専攻3年 奥です。これから一年間の授業や寮の様子を紹介していきたいと思います。新年度が始まり、私達も4年生へ進級しました。今年度は二等航空整備士技能証明取得のための最終試験である機体の実技試験があります。就職活動も並行して行わなければならないので時間を無駄にしないように頑張っています。

今回は、4月から始まった着陸装置の取り付け取り外しの様子を紹介していきたいと思います。

着陸装置は飛行機の離着陸時、地上走行時や時、駐機時に必要な装置の一つです。この実習では、座学で学んだ知識を用いながら実際に着陸装置の分解、洗浄、点検、組み立てを行い、着陸装置の仕組みの知識をより深めていきました。                                                                   

作業手順や不具合情報、交換部品や補充する油脂の品番等はマニュアルから読み取り、班内で共通認識を持ちながら作業しました。作動油やグリスといった油脂類の使用で手がべたべたになったり、窒素ガスの充填は緊張感がありましたがなかなかできない体験だったのでとても充実した作業でした。最終組み立て後のエンジン自走によるブレーキチャックではCondition良好で安心しました。

引き続き飛行機の各装置について学び、二等航空整備士に必要な知識と技術をこれからの実習で蓄えていきたいと思います。(奥)